教職員の朝は早い
先週末の終業式を皮切りに夏休みが始まった
よく友達から「学校の先生は夏休みがたくさんあっていいね」と言われるけど、教師に夏休みってほとんどない
特に中学校はそうだと思う、さすがに土日は休みが多いと思うけど
確かに授業とか、クラス運営とか、そこらへんが一切合財ないのはかなり楽ではある
でも子供と同じように夏休みエンジョイしてると思われていたら若干心外
Q:じゃあ実際夏休み中って何してんの
クラブ指導
中学校の先生の夏休みの任務はほとんどこれに尽きる
運動部はだいたい7~8月の試合を目途に3年生が引退するし、早いところは8月から2年生の新人大会が始まったりする(うちのクラブはそう)
転換期ってこともあって指導に熱の入る先生は多い
暑い中体育館やグラウンドで指導するのは地獄の一言
好きこそものの上手なれって言うけど指導者側からしてもそうだと思う
(じゃあ好きなのかと聞かれたら黙るしかない)
「土日は~」とか言ってたけど試合が土日にあったりするもんだから実質休めない
まとまった休みはお盆ぐらい。ちなみに水泳部はシーズンなのでそれすらない。合掌
公務分掌
私の場合はこっちにも引っ張られたりする
それぞれの学校で規模に応じた数の職員がいるんだけど、みんな何かしらの分掌が割り当てられている
ちなみ私の担当は教務と会計委員会
教務は学校の運営に直接関わる仕事が多くて、私は主に時間割を作ったり日程を組んだりしてる
時間割組むのは正直超めんどくさい
うちは規模が大きいので分掌の兼任はしなくていいけど、その分時間割の組み方は複雑
前期に時間割組んでた私の同期は考え込みすぎて熱出してた、それはそれですごい
後期は10月からだけどそんな悠長に構えている場合ではなさそう
会計委員会ではベルマークを集めてる
協会に集まったベルマーク送らないといけないのに優先順位下がりまくって去年は溜めっぱなしに終わったので今年度こそリベンジ
ベルマークは案外奥が深いのでいつかまとまった日記を書きたい
出張・研修
平日に研修会とかやっても忙しくて参加できないことばかりなので夏休みのまとまった期間で研修に行く先生は多い
だけどクラブ指導でそれが流れてしまうこともまた多い
机上整理・教室整備
これこそ夏休みにしかできないことだと思う
1学期間も授業やってたらプリントや書類がたまるたまる
担任はこれに更に学級のサムシングが重なってくるもんだからたまったもんじゃない
(たまってるのにたまったもんじゃないって言うんだから日本語はすごい)
写真で見せたいけど見せられない代物になってるから早速今からやりたいと思う
教室整備もだいたい同じ感じ
だけどクラスのよい子たちが大掃除の時間にいろいろやってくれたからこっちはそんなに差し障りない。よいクラスに恵まれた
授業の貯金
夏休みも後半になるとこれが始まる
2学期って忙しい
文化祭も体育祭もここに入ってくるし、特に3年生の担任(以下3担)は進路関係のことが10月後半~12月前半にズカズカ入ってきて恐ろしいことになる(らしい)
1学期もそんなこと言いながら結局自転車操業だったけど、2学期こそは何とかしたいと思う(と言って2年が経った)
実力テストもちょくちょく入ってくるからせめて最初の1か月くらいは楽したい
がんばらなきゃ
色々あるけど定時に帰ることが出来るのは夏休みの宝だと思うから夜は遊びたい
なんなら半休取って昼間から遊びたい
でもいつの間にか2学期開始が8月下旬になってるのは永遠に謎
夏休みを「たまった仕事が片付くぞ!」と思った瞬間自分に失望した、もっと遊ぼう
— 水星 (@Mercury31_) July 22, 2014